※解説動画アップしました

Excelでは,多軸(3つ以上Y軸があるなど)のグラフは,高価なアドインを購入しなければ描くことができないが,今回たまたまオープンソースの表計算ソフトGnumericを見つけた。このソフトでは(Excelと少し違うので多少慣れが必要だが)多軸グラフをきちんとした形でかくことができる。

症例を発表するときなど時系列の検査データを視覚化したいときには多軸グラフが作成できないと,検査項目ごとに単位とか数値の範囲が異なっているため1つのチャートの中にグラフをいっぱいただ書くようにしただけではあまりスマートでない。一度ある研修医の方が発表するプレゼンで,Excelで3つ4つグラフを書いて,それらを重ね合わせて「擬似」多軸グラフにしているのを目にしたことがあるが,どうしても本物の多軸グラフには見劣りしてしまうし,再度編集するのが容易でない。

その点でGnumericは,軸をいくらでも増やしてグラフをかくことができるのでとても便利だ。何年も前から開発されていたソフトなのに,これまで存在すら知らなかったので,ここで改めて紹介してみたい。

Windows用の最新版は,Newsのところからダウンロードできる。

Gnumeric Windows版ダウンロード

外観は以下のような感じ。Excelに近い。操作感なども,ちょっとさわった感じではExcelに近い。

Gnumeric スクリーンショット

上の画像で作ってあった表をグラフにする。多軸にするのが目的なのでがんばって設定を変えていく。できたものが下図。できあがったグラフ(チャート)そのものを,右クリックメニューから画像やPDFなどに変換して保存することもできるので便利。

多軸グラフのサンプル